WORKS

DEAD LATTER2020.11

19人の友人に遺書を書いてもらうよう
お願いしました。

そして”DEAD LATTER”では遺書への返事をする
制作を展示しました。


他人の死の報道や自死への関心から
死を生かす可能性を期待し
一時の死をおそれながら。

2020’ZOO2020.01

展示したのは、私の友人たちです。
国籍や育ちが日本国外の友人たちに
アルバイトをしてもらいました。


労働条件は JAPANESE WORKをする こと。
一見働いていないようにみえますが、笑うように指示しています。

檻の舞台展示内で
よそからきた人 と うちにいる人 が
反映しあい 出てくる その人らしさが表れることを想います。

WORKERS2019.07

日常にはあたりまえの”御言葉”が決まっていて
言葉に正しいものとそうでないものがうまれた。

いつからか言葉が意味の通りに機能しなくなった。
マニュアル化された言葉はいつしか
交わることなく応答を必要としなくなった。

機能不全となった言葉は、ただのオトに変わり、警鐘となる。
その言葉は日本語だった。

おとな供 こ供2019.02

展示テーマ”あそび”に対して撤去された遊具、
遊ばれなくなった遊具を召還しました。

今の おとな が遊んでいた遊具を 今の こ が
見ることは減りました。
怪我をするから、側で見守る おとな がいないから
一緒に遊ぶ友達の こ がいないから。

様々な理由はあるのですが理由は遊具にあるのではなく、
人間にあるのではないでしょうか。

MADE IN JAPAN2019.02

いつも人間マニュアル(日本製/MADE IN JAPAN)にならって、
みんなに応用しながら過ごしていた。

なにかの役を日常で演じている毎日が
きっと本心でも外面でも どちらでもよいのだけれども
結局どれが個性なのかわからなくなってしまった。

けれど、マニュアル化されたあたりまえの
ソレは展示する価値があるもの だと思う。

鑑賞者が展示台に座る女の子の前に近づくと、
女の子たちは 笑いかけてくれる。

上を向いているのか下を向いているのか2017.09

アーティスト・イン・レジデンスに参加した地で
中学生と出逢いました。
彼、彼女たちが通う中学校では過去に自殺があったそうです。

この学校の”過去”ではなく、
”今”の学生たちに夢はあるのかインタビューをしにいきました。

庭園2016.06

引っ越しを理由に実家の庭を潰すことになりました。
大好きな家でした。
しかし、この家を維持する力が当時ありませんでした。

人間が住まう場所に携わる存在との
攻めて攻められるよう境界を考えています。

2016.01

パピーミル(子犬工場)の模倣を試みた。
大量生産大量消費が可能なステンシル技法と紙媒体により
たくさんの犬を制作した。

その犬の像を数十匹切り抜き、ゴミのようにあつめたものを
わたしは”犬”と名付けた。

人間動物園2015.11

柵の内側の移動動物園は、
まちの人々が動物たちと触れ合えるようになっている。

外側にかけてあるプレートにはモルモット、カメ、チャボなどの
動物の名があり、中の様子がうかがえる。

内側には”ヒト”のプレートが示してあり内側からは、
外から中を覗く人が檻の中にいるようにみえる。

HIKIKOMORI2015.07

日本社会現象”ひきこもり”をあらゆる地で出現させる。
ひきこもりとは、社会的立場から籠もるだけではなく、
無意識のなかで精神的に内にひきこもることであり、
日常でとても近い存在なのではないだろうか。

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